「令和5年度 Webカンファレンス」講演動画・配布資料公開!

つなぐITコンソーシアム令和5年度Webカンファレンス紹介動画

【新着情報】(2024年3月26日現在)

カンファレンス開催当日(2024年1月22日開催)の講演録画のアーカイブ動画配信、配布資料の公開を開始しました。

つなぐITコンソーシアム「令和5年度 Webカンファレンス」のご案内

 コロナウイルスのパンデミックは、リモートワークやデジタルコミュニケーションツールの普及を加速させました。世の中のこの急激な変化により多くの企業は、目から鱗が落ちたようにDX推進を経営改革の柱として活動を開始しています。今までの非効率な業務をデジタル化が大きく変えるとの感触がこの数年の変化で確信に変わったと言えるでしょう。
 また、国も山積する社会課題(人手不足、災害激甚化、脱炭素への対応)を解決しながら、イノベーションを起こして経済成長を実現するため、企業や業界、国境を跨ぐ横断的なデータ共有やシステム連携の必要性を掲げ「Ouranos Ecosystem(ウラノス・エコシステム)」を立ち上げました。
 私たちの推進する「中小企業共通EDI」も「データ共有」「システム連携」という考え方は基本に据えて、世の中のニーズに合わせて新しいビジョンを掲げる必要があります。

 この度、つなぐITコンソーシアムは「~ どうする!どうなる? 日本のデータ連携基盤 ~」をテーマとして、「令和5年度 Webカンファレンス」を開催します。本カンファレンスでは、国の進める「企業間データ連携基盤(ウラノス・エコシステム)」やEDIにつながる金融インフラについて識者からご講演をいただき、企業、業界団体がどのようにデータ連携を進めようとしているか、実際の企業事例をもとに一緒に考えていきたいと思います。

 本カンファレンスは、2024年明けての新春開催となり、全国各地、どこからでもご参加いただける完全オンラインでの実施形態となり参加費は無料です。

ライブ配信プログラム概要

配信日時

2024年1月22日(月) 13:30 開演 ~ 17:00 終了予定 (当日の開演30分前から受付予定)

申込期限

2024年1月15日(月)まで

会場

オンラインライブ形式(Webカンファレンス)で開催

※ご自宅、職場からのご参加も可能な「ZOOMウェビナー」を利用した開催となります。

参加費用

無料

カンファレンス配布資料・アーカイブ動画配信について

2024年3月26日
つなぐITコンソーシアム事務局

カンファレンス開催当日(2024年1月22日開催)の講演録画のアーカイブ動画配信、配布資料の公開を開始しました。
動画をご視聴頂く場合は、以下の各セクション枠内にある「サムネイル画像」をクリックしてください。
また、カンファレンスプログラムでの講演資料ダウンロードが可能です。本ページでダウンロード可能な配布資料は、ご参加の皆様の学習や参考情報としての利用に限り許諾しております。それ以外の利用用途、または無断引用、改変、複製、再配布は禁じておりますので、予めご了承のほどお願いいたします。

なお、本コーナーのカンファレンス配布資料・アーカイブ動画配信の公開は、2024年5月末までを予定しています。公開期間内でのご視聴をお願いいたします。

1. 基調講演

「ウラノス・エコシステム」による政策展開
~企業、業界、国境を跨ぐデータ連携基盤の構築に向けて~

國澤 朋久 様
経済産業省 商務情報政策局
情報経済課 課長補佐(総括)

「ウラノス・エコシステム」は、日本政府が推進する「Society5.0」の一環として、企業や業界、国境を越えたデータ共有やシステム連携を行うための仕組みです。人手不足や災害激甚化、脱炭素への対応といった社会課題を解決しながら、イノベーションを起こして経済成長を実現するため、横断的なデータ共有やシステム連携の仕組みの構築が必要となります。経済産業省では、関係省庁や独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のデジタルアーキテクチャ・デザインセンター(DADC)、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)とともに、運用及び管理を行う者が異なる複数の情報処理システムの連携の仕組みに関して、アーキテクチャの設計、研究開発・実証、社会実装・普及の取組を進めています。

(再生時間:43分53秒)

(再生時間:43分53秒)

2. 特別講演

デジタル社会における金融インフラの役割

小早川 周司 様
明治大学 政治経済学部 教授

社会のデジタル化の進展に伴って、企業の支払い方法も大きく変容しています。こうした中、金融界では利用者の利便性向上に資するよう川下に位置付けられる支払・決済から川上の受発注までのプロセスを一気通貫でつなげるための取り組みを進めています。講演では、こうした金融界の取り組みを紹介しながら、わが国の金融インフラの将来像を展望してみたいと思います。

(再生時間:42分08秒)

3-①. 事例紹介

DX戦略「今までの当たり前」の先を見据えた変革へのチャレンジ

進藤 勝昭 様
株式会社明電舎
DX推進本部 業務改革推進部長

明電舎はグループビジョン「人々の幸せと持続可能な地球環境を実現する「サスティナビリティ・パートナー」を実現するため、DXを推進しています。
DXは単なる業務のデジタル化に留まることなく、事業のあり方から企業の風土、ひいては経営そのものの変革をもたらす手段と位置付け、今後も必要とされ続けるための競争優位性の確立を目指しています。
当社が2021年度より進めている「MEIDEN業務改革活動」は、これまでの部門や工程毎に個別最適・部分最適から、営業、生産、現場等が相互に一気通貫でつなげていく業務プロセスの見直しとシステム基盤を構築する全体最適を目指した活動です。
今回は、DX戦略の全体像とプロジェクト管理システムを活用した工程の進捗管理、全社の顧客接点のデータベース化を軸にオペレーション変革の事例をご紹介します。

(再生時間:21分57秒)

3-②. 事例紹介

わが社のDX戦略について

林 英夫 様
武州工業株式会社
相談役

デジタル技術の進展により、世界全体がつながり相互に大きな影響を受けている今日、社会の変化は驚くほど速く、そして劇的です。デジタル技術は、日々の仕事の効率を向上させるだけでなく、便利で価値の高いサービスを世の中にもたらしました。これからも、更に進化していくでしょう。
私たち武州工業は、金属パイプ加工・板金加工を中心に東京青梅で事業を営んでまいりました。国内で地域雇用を守り安い海外部品に対抗できるように、社内にシステム部隊を配置し、いちはやくAIやIoT、VR等のシステム開発を行い、「よい設計、よい流れ」を実現するためのユニークな生産体制、技術開発、しくみ構築、人材育成に努めてきました。
武州工業のDX戦略についてご紹介します。

(再生時間:22分02秒)

3-③. 事例紹介

中小企業団体へのデジタル化の支援制度と現状報告

田上 宏運 様
全国中小企業団体中央会
事務局次長 事業推進本部長

本会では、組合等連携組織を対象にさまざまな事業を実施しており、組合等連携組織のみならず中小企業、小規模事業者の成長、発展を支援しております。
本日は、私どもが実施している事業の中から、組合等連携組織の情報化、デジタル化を支援するための「中小企業組合等課題対応支援事業(組合等情報ネットワークシステム等開発事業)」をご紹介するとともに、実施団体の事例も併せてご紹介します。

(再生時間:32分31秒)

4. つなぐITコンソーシアムより

コンソーシアムの新ビジョンについて

伊原 栄一
つなぐITコンソーシアム 代表幹事
株式会社グローバルワイズ 取締役会長

当コンソーシアムは、設立当初、企業間の受発注業務をデジタル化するための仕様「中小企業共通EDI」の認知度を上げて、この仕様に準拠した製品・サービスを提供し、多くの中小企業が行っている紙やFAXによる非効率な受発注業務をデジタル化することを支援して参りました。
そして、当コンソーシアムも設立5周年を迎え、企業を取り巻くIT環境や法制度も大きく変化し、コンソーシアムとしては、そのドメインを、大企業を含めた企業間・企業内データ連携の推進へと大きく進めなければならないと考えています。
これら今後の活動の方向性を考え、また、当コンソーシアムの活動の永続性を確保するために「法人化」の議論を始めています。コンソーシアムの今後の活動にご期待ください。

(再生時間:16分30秒)

つなぐITコンソーシアム「令和5年度Webカンファレンス」のご案内

つなぐITコンソーシアム「令和5年度Webカンファレンス」ご案内チラシ(PDF:A4版表面のみ)は以下からダウンロードしてください。

つなぐITコンソーシアム会員紹介

本カンファレンス開催と合わせて、つなぐITコンソーシアム会員のご紹介をいたします。つなぐITコンソーシアム会員企業では、中小企業共通EDI関連をはじめとした様々なサービス提供、イベント・セミナーをご提供しています。最新の会員詳細や会員主催のイベント、セミナー等は、以下リンクをご参照ください。

つなぐITコンソーシアムメンバー