A35:パティオシステムズ株式会社(2024年度レポート)

活動報告(令和6年度年次レポートより)
会社概要とサービスの進展
パティオシステムズは1990年の創業以来、建材、電材卸業様向けを中心に販売管理パッケージシステムの開発を行っています。中小企業への効率的な業務手順の提供~実現が弊社の社会的意義と考え、パッケージの発展とサービスの充実を実践してきました。その結果、標準的な業務手順を認められ、電材卸業向け販売管理システム「電二郎」は、全日本電設資材卸業協同組合連合会様に推奨認定を頂き、傘下組合員企業様の業務省力化と経営基盤強化、更には業界全般の効率化に向け展開を進めています。
電材卸業向け販売管理システム「電二郎シリーズ」について
電材卸業における販売業務全般(見積~受注~発注~納品~売上~請求~入金/支払等)をカバーし、企業規模に合わせ導入が可能なパッケージシステムで、お客様のご要件に合わせたカスタマイズも可能となっています。 2023年には中小企業共通EDI認証を取得し、電材卸業~電材メーカー間の共通EDIについても対応しています。
共通EDIに関する取込み
大手建材メーカー個別EDI対応 食品EOS対応などの個別開発を行っているなか、建設業標準EDIであるCI-NETの実証実験に参画し、CI-NET実証実験対応システム「工事郎CI-NET」を開発提供致しました。時を同じくして、業界全体の効率化を検討していた全日本電設資材卸業協同組合連合会様の共通EDI事業「電材EDI」の実現に向けた取組みに参加し、現時点において支援継続しています。
電設資材業共通EDI「電材EDIサービス」の取り組み
電設資材卸業企業と電材メーカー間の共通EDI実現に向けて、段階的な取り組みを重ねて来ました。卸業企業からの注文をデータで提供するには「商品マスタ」データの共有が不可欠と考え、各メーカー様へ商品マスタの提供を依頼し、一元管理を行う商品マスタ受配信サイト「JEDA.NET」の運用を開始しました。 EDI手順の汎用性公共性の確保を最重要に考え、当初より国連CEFACT規約に準拠したデータ構造とし共通性を確保しています。 中小企業共通EDI認証(2023年)を契機にグローバルワイズ社様との協業開始により、電材EDIサービスの具体的なモデルを提案し、全日本電設資材卸業協同組合連合会様の委員会事業として「電材EDIの実現」が具体的に組み込まれ、サービス実現に向け支援を進めて参りました。今年度から特定のエリアで実証実験を開始し、共通EDI「電材EDIサービス」実現に向けた次のステップへの活動を進めています。
今後の展望
電材卸店~電材メーカー間のEDIに加え、上流にある設備工事業とのEDI(受注業務)の実現により垂直統合(業界横断)された共通EDIが構築されます。 設備工事業とのEDIについては、全国設備業DX推進会様のプロジェクトへ参加し、具体化に向け活動を進めています。
パティオシステムズは現場育ちであることを誇りとしています。現場の声を正しく受け止め、中小企業の業務効率化を改善することで企業と業界の発展に貢献することを目指します。その中でも共通EDIの実現は飛躍的な業務改善をもたらすことを確信しています。


